ハンファギャラリアタイムワードル赤字転落

ハンファギャラリアタイムワールド昨年初の赤字転落

昨年営業損失122億円、免税店部門437億ウォンの損失

 

ハンファグループの流通系列会社のハンファギャラリアタイムワールドが昨年初の営業赤字を記録した。2015年「黄金の卵を産むガチョウ」と呼ばれた「1次市内の免税店入札」で熾烈な競争の末に獲得した新規の免税店事業が業績の足を引っ張った。

30日、金融監督院電子公示システムによると、ハンファギャラリアタイムワールドは今年31日、定期株主総会を控えて提出した監査報告書を通じて昨年の売上が2847億ウォンで、前年1668億ウォンから41.5%ほど増えたが、122億ウォンの営業損失を記録したと発表した。同社の2015年の営業利益は156億ウォンだった。当期純利益は2015年85億ウォンから昨年186億ウォンの赤字を出した。1株当たりの純利益は2015年1444ウォンから昨年-3164ウォンに縮まった。

このような営業赤字は、ハンファが大田東洋デパートを買収した後、初めてだ。ハンファグループは1976年に設立された東洋デパートを買収した後、商号をハンファギャラリアタイムワールドに変えた。大田ギャラリアタイムワールド店とギャラリア免税店済州国際空港店を運営し、2015年7月10日にソウル市内の免税店の新規事業者に選定され、同年12月28日にソウル汝矣島(ヨイド)63ビル4階に免税店をオープンした。

ソウル市内の免税店の開店前まで同社の実績はしっかりしていた。ハンファが買収した初年度1165億ウォンの売上と321億ウォンの営業利益を記録した後、3年間堅調な成長を見せた。しかし、2012年の営業利益が370億ウォンをピークに達した後、流通業界の競争が激化し、2013年358億ウォン2014年333億ウォンなどで営業利益は徐々に減った。以後、2015年156億ウォンに半減した後、昨年赤字を出した。

ハンファギャラリアタイムワールド実績が急激に悪化したのは市内の免税店が大規模な赤字を記録したためだ。免税店部分の売上は1491億7600万ウォンと全体売上の52.38%を占め、百貨店部門の売上(13万5605百万ウォン、47.6%)を超えた。百貨店部門は315億ウォンの営業利益を出した反面、免税店部門は438億の損失を記録し、赤字に転換した。とくにカード手数料や売場保守など監理委託手数料、送客手数料(免税店の客を連れてくる見返りとして旅行会社に支給する手数料)と呼ばれるリベート費用が含まれた支払手数料が2015年357億ウォンから昨年1020億ウォンに跳ね上がった。広告宣伝費も73億ウォンから128億ウォンと大幅に増加した。ハンファギャラリアタイムワールドの関係者は「営業場(新規免税店)が一つ増えて、カードの手数料と委託管理手数料が大幅に増えた」、「送客手数料比率は多くない」と話した。

しかし、朴槿恵(パク・クネ)政府に入って市中の免税店特許を乱発、業界の競争が激しくなり、送客手数料は急増している。関税庁によると、昨年、国内23の市内免税店事業者のうち、22つの事業者が支払った送客手数料は9672億ウォンに達する。これは全体売上げ比10.9%、団体観光客売上比20.5%に迫る数値だ。2013年、市内の免税店が支給した送客手数料は2966億ウォン(団体観光客、売上げ比16.1%)に過ぎなかったが、2014年5486億ウォン(20.1%)、2015年5630億ウォン(19.4%)と毎年増加した。

問題はこれからだ。ハンファギャラリア63の免税店は中国人の売上比重が80%に達する。中国がTHAAD配備報復措置で韓国旅行を全面禁止し、免税店の実績はしばらく反発することは難しいという見通しが出ている。

 

アジア経済 2017.3.30
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=277&aid=0003964219


ハンファギャラリアタイムワールドのすごいのは、株価推移です。

ハンファギャラリアタイムワールド株価推移
ハンファギャラリアタイムワールド株価推移(クリックすると拡大します)

急激に株価が上がっていますが、これが「免税店」の入札に勝利した瞬間です。(ちなみに、このときに入札を決定する立場だった役所の役人がインサイダー取引で捕まるというおまけ付き)

入札に勝利したまでは良いのですが、2016年は投資の年で赤字覚悟で2017年は勝負の年だったはずが、頼みの中国人観光客が来ないことにw

株価が面白いように下がっています。

 

こちらが業績概要+2017年の予想

主要財務情報
年間
2014/12
(IFRS個別)
2015/12
(IFRS個別)
2016/12(E)
(IFRS個別)
2017/12(予)
(IFRS個別)
売上高(億ウォン) 1,603 1,689 2,848 4,014
営業利益(億ウォン) 334 156 -123 51
当期純利益
(億ウォン)
245 85 -187 -5
営業利益率(%) 20.84 9.24 -4.32 1.28
純利益率(%) 15.26 5.04 -6.55 -0.13
ROE(%) 9.03 3.02 -7.09 -0.22
負債比率(%) 43.93 82.66 96.84
当座比率(%) 22.29 54.28 21.78
内部留保率(%) 807.72 826.66 746.64

当座比率がものすごく低いのですが、その割に負債比率は悪くない。

業界の特徴なのかと思って調べようと思ったのですが、韓国の上場企業はいろんなことに手を出しているので同じ業態と言っても比較して良いものか悩む企業が多いのですが、参考として現代デパート・新世界・ロッテショッピングの負債比率・当座比率数字を見ることにしました。

 

比較対象3社、2016年12月末現在の負債比率・当座比率

負債比率 当座比率
現代デパート 52.8% 82.2%
新世界 112.2% 24.4%
ロッテショッピング 142.8% 101.6%

在庫があるのでしたら、当座比率が低い傾向を示すのは理解できるところではありますが、20%台というのは大丈夫なのでしょうか…百貨店や免税店は在庫が大量にあるのでしょうか。

私の主観では、百貨店・免税店の場合は、在庫商売ではなく、場所代サービスと考えていたのですが大間違いだったのでしょうか。

 

優秀な方、ぜひコメント欄に書き込みをしてご教示いただけないでしょうか?

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