現代商船、「2M+H」アライアンス本契約締結

韓進海運の頓挫以降、韓国唯一の国際船会社になった現代商船は最近、政府の全面的な協力を得て、速いスピードで競争力をつけている。

現代商船は先月、韓国の近海船会社である長錦商船、興亜海運とともに「HMM+k2コンソーシアム」の本契約を締結して、韓国・ベトナム・タイ・韓国・日本などアジア域内営業網を追加確保した。

港湾のネットワークの拡大にも積極的に乗り出している。現代商船は、米州ロングビーチターミナル(TTI)の持ち株20%確保、韓進パシフィック(東京ターミナル/高雄(カオシュン)ターミナル)の持分100%確保、スペインのアルヘシラスターミナル優先交渉対象者の選定など国内外のターミナル5ヵ所を確保した。

一方、現代商船は最近、永久転換社債(CB)発行及び有償増資、船舶の売却など、韓国船舶海洋を通じた資本の拡充等により、8500億ウォン以上の流動性を確保し、財務構造も大幅に改善される見通しだ。

2月には信用等級も従来の最下位等級の’D’から’BB’等級に大幅に改善されており、今後の持続的な実績と財務改善で信用格付けの上方の可能性はさらに高まった。

現代商船の関係者は「韓国最大の国籍遠洋船会社として責任感を持って、国内外の利害関係者らから信頼を回復してグローバル競争力を高めるためにあらゆる努力を尽くすだろう」と話した。

 

newsis 2017.3.16
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=003&aid=0007830972


花粉症で今月初めから目がかゆく鼻水が止まらなくて困っているのに、風邪を引いてしまったみたいで昨日のお昼ごろから横になっていました…

 

本題ですが、昨年末に2M+Hの契約を発表していたので、てっきり契約締結しているものだと思っていたのですが、正式契約は締結していなかったようで、今日になって締結の発表がありました。

一方、現代商船は最近、永久転換社債(CB)発行及び有償増資、船舶の売却など韓国船舶海洋を通じた資本の拡充等により、8500億ウォン以上の流動性を確保し、財務構造も大幅に改善される見通しだ。

韓国船舶海洋を通じた資本の拡充とありますが、韓国船舶海洋とは何?と思われる方がおられると思いますので、ご紹介いたしますと・・・以下のような国策企業です。

 

韓国船舶海洋(株)は、政府が主導して設立された大韓民国の船舶銀行(tonnage bank)である。

国策銀行である韓国産業銀行と韓国輸出入銀行、韓国資産管理公社が100%出資して2017年1月に設立され、本社は釜山広域市南区ムンヒョン金融路40 釜山国際金融センター(BIFC)に位置している。初期資本金は1兆ウォン規模で、韓国産業銀行が50%、韓国輸出入銀行が40%、韓国資産管理公社が10%の株式を投資した。

韓国船舶海洋(株)は、政府が2016年10月31日に発表した「海運産業の競争力強化策」に基づいて設立されるもので、海運会社の財務構造の改善を支援するために2017年1月に発足する。

韓国船舶海洋は海運会社のコスト削減と財務改善のために資本金1兆ウォン規模で海運会社所有の船舶を時価で取得し、海運会社に転貸する船舶銀行(tonnage bank)機能を担当する予定である。

韓国船舶海洋の初期資本金出資は、政府が主導し、国策銀行である韓国産業銀行 50%、韓国輸出入銀行 40%、準政府機関である韓国資産管理公社が10%負担することになり、初期資本金1兆ウォン規模は需要に応じて拡大される見込みである。

現代商船のために1兆ウォンの資本金のうち8500億ウォンを使ってしまったので、現代商船のために作った企業と思っている人が韓国国内でも多いです。

 

2月には信用等級も従来の最下位等級の’D’から’BB’等級に大幅に改善されており、今後の持続的な実績と財務改善で信用格付けの上方の可能性はさらに高まった。

紙ゴミが投機等級に変わっただけで、さしたる違いはない。さいていBBB等級になってから改善というべきかと。。。

現代商船株価チャート(クリックすると大きくなります)

株価ですが、このニュースは朝イチで配信されたので、取引開始と同時に取引が活発になりましたが、その後安定しております。

 

現代商船の業績はこの通りです。単位は『億』ウォン

主な財務情報
近年の実績
2013.12 2014.12 2015.12 2016.12 (E)
IFRS連結 IFRS連結 IFRS連結 IFRS連結
売上高 70,687 65,150 57,686 45,848
営業利益 -3,627 -2,350 -2,535 -8,333
当期純利益 -7,140 218 -6,270 -4,841

売上が減少して、営業損失が拡大…。

昨年の10月以降シェアを拡大しましたなどアナウンスをしておりましたので当然業績が改善しているかと思ったら…

四半期の業績を見ると… 単位は同じく億ウォン

主な財務情報
最近の四半期業績
2015.09 2015.12 2016.03 2016.06 2016.09 2016.12
IFRS連結 IFRS連結 IFRS連結 IFRS連結 IFRS連結 IFRS連結
売上高 15,535 11,236 12,214 10,134 10,784 12,716
営業利益 -680 -1,266 -1,630 -2,540 -2,303 -1,860
当期純利益 -85 -4,082 -2,761 2,160 2,971 -7,211

シェアが増えて、世界的に運賃が値上がりしたという話でしたが、現代商船の業績には反映しなかったようですw

年間のキャッシュフロー計算書を見ると営業活動キャッシュフローが1,000億ウォン以上のマイナスになっており、本業では稼げていないことがわかりました。

B/Sを見ると、流動負債が昨年と比較すると激減しており、短期借入金が見事に消えてしまって、優良企業の仲間入りしたかのようなB/Sに生まれ変わっていました。

韓進海運は黒字だったのに潰されて、現代商船はこのザマなのに、生き残るなんてことが起こるのですね。不思議な国です韓国は。

 

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