成長が止まった韓国経済

成長が止まった韓国経済

成長率2年目OECD10位圏
国民所得も10年間以上3万ドル越えならず

 

韓国の経済成長率が経済協力開発機構(OECD)国家の中で10位圏にとどまった。1人当たりの国民所得が10年以上3万ドルを越えられない状況で「成長中進国」に転落しているのだ。

韓国の経済成長率とOECD内での成長率順位推移
韓国の経済成長率とOECD内での成長率順位推移

 

5日OECDによると、韓国の昨年の経済成長率は2.7%でOECD加盟国のうち10位だった。2015年の12位に続き、2年連続10位圏だ。イスラエル(3.7%)、スペイン(3.3%)、スロバキア(3.3%)、スウェーデン(3.1%)、ポーランド(2.8%)などが韓国より成長率が高かった。

韓国は1999年11.3%の経済成長率を達成し、OECD国家のうち1位を記録し、2000年代にも概ね一桁順位を維持した。世界金融危機の余波があった2010年には急速に経済が回復して2位に上がったこともある。しかし、2011年、2012年に7位に落ちた後、2013年6位、2014年4位とやや上がったが、2015年12位へと急落した。

成長率の順位のみならず、成長水準自体も低くなっている。韓国の1990年代の年間成長率は平均7.13%だったが、2000年代には4.68%に落ちた。2010~2016年には3.44%まで下がった。特に2015年と昨年は2.6%、2.7%と3%成長もできていない。今年も低成長の基調は続くものと見られる。企画財政部は今年の経済政策の方向で、韓国経済の成長率を2.6%と展望した。昨年の成長率よりも0.1%ポイント低い。

韓国経済の体力が落ちた状況を突破する、重みのある政策が急がれるという指摘も出ている。成太胤(ソン・テユン)延世大学経済学部教授は「2%台の成長を当然のことと見てはならない」、「拡張的財政政策と金融政策などをより確実に推進し、成長率を高めなければならない」と話した。

 

ソウル経済 2017.3.5
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=011&aid=0002986274


低成長が基本となるともう日本に追いつくということは考えにくいですね。以前は、20○○年に日本を追い越すと真面目に報道していましたが・・・。

それはともかくとして、建設投資が経済成長率への貢献度60%という現実がありますが、今後、経済成長率を高められるかどうかは、次期大統領に期待することになりますが….

大統領候補者たちは、雇用や福祉の話を多く持ち出しているので、直接経済成長について話をしているわけではないですが、雇用増加・福祉改善→経済成長ということもありますので、候補者たちの公約を紹介しますと…ちなみに以下、挙げるのは全員現野党候補です。

こちらの記事の公約欄まとめ(韓国語)

ムン・ジェイン氏公約

  • 公共雇用81万件創出
  • 痴ほう国家責任制
  • 育児の全過程、国家責任制

イ・ジェミョン氏公約

  • 基本所得制
  • 土地配分金制(土地をたくさん持っている人から税金を取り、それを国民に配分する制度とのこと)

安哲秀(アン・チョルス)氏公約

  • 中小企業の賃金政府支援

劉承ミン(ユ・スンミン)氏公約

  • 家庭養育手当て制
  • 国民年金の受給額引き上げ
  • 健康保険の本人負担料の上限制

何か新しい歳出を増やすには別の歳出を減らすか、歳入を増やすかになりますから、何を減らして、それぞれが主張している歳出を増やすかは気になりますね。

雇用が増えれば、所得が増えて、消費も増えるでしょうから、それぞれの候補者の公約が実現できたら、もしかしたら経済成長率がUPするかもしれませんが、大統領以上に中国の存在が経済成長には重要だったりするのでしょうねw

 

 


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