斗山重工業、5000億ウォン社債発行…本当に研究目的??

‘5000億BW発行’斗山重工業…どこに使用。

会社側「研究開発ために資金調達」
市場関係者「子会社支援も」

 

韓国の斗山重工業が5000億ウォン分の新株引受権付社債(BW)の発行計画を発表した影響で、斗山グループ株が軒並み下落した。

斗山重工業株価
斗山重工業株価(2017年2月中旬から急落しています)

 

斗山重工業は先月28日、有価証券市場で7.71%急落した2万4550ウォンで取引した。前日、斗山重工業は今年5月5000億ウォン分BWを発行し、既存株主たちに売る計画だと発表した。BWは、発行企業の新しい株式を買入れられる権利(新株引受権)が付いた債券だ。

李ジユン大信証券研究員は「斗山グループの持ち株会社である(株)斗山(持分率36.82%)などBWを買った株主が新株買収権を共に行使してくれば、斗山重工業の1株当たり純資産と株当たりの純利益は今より1.4%、15.1%程度低くなる」とし、「短期的な株価下落は避けられない」と話した。同日、斗山(-5.25%)と斗山重工業の子会社である斗山インフラコア(-0.54%)、斗山エンジン(-1.38%)の株価も軒並み落ちた。

斗山重工業は「今回のBW発行を通じて調達したお金を発電用大型ガスタービンなど高付加価値製品の開発に使う計画」と明らかにした。しかし、市場では「流動性不足に陥っている子会社斗山建設を支援するための用途ではないか」という疑惑が出ている。斗山建設は新規受注減少や過度な借入金利子などで2011~2015年5年連続の純損失(別途の基準)を出したのに続き、昨年も3000億ウォンを超える損失を被ったものと推定されている。

斗山重工業は2011年以降、斗山建設に計1兆900億ウォン程度の資金を供給した。2011年と2013年2回の有償増資に参加したのに続き、内実のある事業の排熱回収ボイラー(HRSG)事業部も現物出資方式で渡した。

斗山建設株価
斗山建設株価推移(見事な右肩下がりです)

ある証券会社の企業金融本部長は「斗山重工業は現在’A-‘(10社の投資格付けのうち7位等級)の信用度の下落を防ぐためにも、資本の拡充が必要だが、今回のBW発行は、斗山建設の支援に向けた準備の性格もあるだろう」と話した。

 

韓国経済 2017.3.2
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=015&aid=0003735011


斗山重工業は2011年以降、斗山建設に計1兆900億ウォン程度の資金を供給した。2011年と2013年2回の有償増資に参加したのに続き、内実のある事業の排熱回収ボイラー(HRSG)事業部も現物出資方式で渡した。

残念なことにすでに排熱回収ボイラー事業部は、斗山建設から、他社(GE)に売却されてしまっています。。。 該当記事:日本経済新聞

斗山グループ各社の業績は、こちらからご確認いただけます。

 

韓国の財閥系企業で資金繰りのピンチ度でいうと1位・2位を争うレベルの斗山グループですが、斗山建設と斗山エンジンの業績が悪いです。特に斗山建設の業績が悪いのですが、斗山建設を生かすために親会社が借り入れをしたり、資産を売却して、斗山建設の運転資金や借入金返済をしている流れを作っているのではないかと思われます。

グループ各社の直近の社債格付けと有利子負債(単位:億ウォン)をご紹介します。

社名 格付け 有利子負債
斗山 A- 115,330
斗山重工業 A- 98,069
斗山建設 BB+ 6,945
斗山インフラコア BBB- 44,263
斗山エンジン BBB+ 3,525
斗山ボブキャット 16,750

格付けBBで投機レベル扱いです。インフラコアは崖っぷちです。

 

斗山建設を支援する価値があると考えて支援されているのだと思いますが、そのために他のグループ会社の財務状況が悪化してしまうとなると救い用がないので、斗山建設には早いところ復活してほしいところです。

 

もう一方の資金繰り悪い企業は、子会社を上場させて資金繰り悪化を防ぎたいみたいなのですが給与支払い遅延を起こしたりしていて、ちょっとヤバイ感じw


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