産業銀行、大宇建設の売却来年以降に延期

大宇建設の売却、来年以降に延期

産業銀行、PEFの満期延長検討
企業価値の回復力を注ぐことに

 

KDB産業銀行が今年上半期と予想していた大宇建設の売却を来年以降に延期する案を検討している。産業銀行は、私募ファンド(PEF)を通じて、大宇建設の持分50.75%を保有しているが、今年10月のPEFの満期を1年延長することだ。不良な会計に対する市場の疑念と昨年4・4四半期7,000億ウォン台の営業損失発表で墜落した企業価値を最大限に回復した後に売却するというシナリオだ。

 

27日、投資銀行(IB)業界によると、産業銀行は、大宇建設の筆頭株主であるKDBバリュー第6号PEFに参加した有限責任投資者(LP)未来アセット大宇との協議を経て、PEFの満期を今年10月から1年間延長する案を検討している。

 

KDBバリュー第6号PEFは2010年に設立した当時、産業銀行と未来アセット大宇間の合意で5年満期以後2年延長できるように設定した。当時、3兆ウォン規模でスタートしたファンドで、未来アセット待遇が占める割合は45億ウォンに過ぎず、再契約は産業銀行の意志により、条件変更無しで可能だ。産業銀行関係者は「ファンド満期の10月までに売却目標を決めるより、満期を延長しても売却価値の回復に尽力する方針」と強調した。大宇建設を3兆ウォンで買収した産業銀行は24日基準1兆3,035億ウォン台の持分売却価格(時価総額)を2兆4,000億ウォン以上受け取らなければならないという考えだ。

 

ソウル経済 2017.2.27
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=011&aid=0002982874


大宇建設は、経営不振のため産業銀行が支援し、記事のように株式の50%以上を保有して大宇建設の経営の立て直しをしてから、産業銀行は株式を売却するという方向性で今まで支援をしています。詳細な流れが以前のサイトにはあったのに…(怒)

本当は今年株式を売却するという話が昨年からあったのですが、産業銀行としては、株価が上がってから株式売却したいので、様子を見るというのがこの記事の内容です。

 

不良な会計に対する市場の疑念

監査法人から2016年第3四半期の会計監査で「意見不表明」という監査報告があり株価が急落しました。ちなみに、2014年・2015年は粉飾…

 

昨年4・4四半期7,000億ウォン台の営業損失発表

意見不表明をされると困るので監査法人の言いなりになり財務諸表を作ったら、7000億ウォンの損失を出すことに…。ただ、2017年以降は、黒字になる可能性が高いため、悪材料を出し切ったと認識され株価が値上がりしました。

 

大宇建設株価推移
大宇建設株価推移(クリックしたら大きくなります)

株価の11月中旬ごろに株価が崖のようになっているところがあると思いますが、こちらが監査意見不表明を発表した翌日の株価になります。

 

11月中旬の株価下落の直前に株価が値上がりしているのがわかると思いますが、これは空売り勢力の動きで、空前の空売りが発生しました。こちらについては、インサイダー取引を疑われているのですが、あくまでも疑惑の範囲を超えません。

 

その後、今年に入り株価が急騰していますが、これが7000億ウォン台の営業損失の発表直後からの値動きになります。今期は業績が良くなると思いますが、これが何年も続くものでは無いので株価が産業銀行の希望するレベル(@約11,000ウォン~12,000ウォン)まで値上がりするかは疑問ですが、支援を始めた時より高い株価で売却したい気持ちは理解できます。

 

 

 


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