韓国家計負債を調べて見た(個人向け融資)

先ほどの続きになります。(改ページをしたかったのですがWordpressがうまく機能しないので複数回の投稿にします。)

前回の投稿で、家計負債には、融資と信用販売があり、融資が95%を占めるということをお伝えしましたが、今回は、融資の内容を見ていきます。

 

融資の内容として、どこから借りたのか?がわかります。

グラフの通り、預金取扱機関その他の金融機関等に分かれます。なお、2016年の融資割合は、預金取扱機関71%、その他の金融機関等29%でした。

預金取扱機関には、銀行、貯蓄銀行、信用組合、相互金融、セマウル金庫などがあります。

その他の金融機関等には、保険代理店、年金基金、与信専門機関、公的金融機関、その他の金融仲介会社などがあります。

その他の金融機関仲介会社の中に消費者金融や証券会社が入っていますが、ここからの融資額は負債全体の10%程度と大きく、また、保険代理店からの融資もかなりの割合(8%程度)になっています。

 

そして、預金取扱機関の場合は、住宅ローンその他ローンとで借り入れの種類で集計されています。こちらは、2007年からデータ取得しているため2007年からのグラフになります。

預金取扱機関の融資内訳は、おおよそ住宅ローン61%、その他ローン39%で推移しています。

 

 

上図だと住宅ローンの増加とその他ローンの増加がどれだけすごいのかイマイチわからないと思いますので、増価額推移グラフを用意しました。

2014年から住宅ローンが急激に増加しています。これは、内需低迷の打開策として不動産市場の規制緩和などを行ったこと(チョイノミクス)による影響です。ここで前の投稿でご紹介した家計負債の増価額推移の2014年からの増価額を見ると…

  • 2014年: 66兆ウォン増
  • 2015年:117兆ウォン増
  • 2016年:141兆ウォン増

となっており、2015年以降は、住宅ローン増加以外にも融資が増加しているはずです。

 

本記事の一番上のグラフでは気づかないかと思いますが、実は2015年から、保険会社や消費者金融などその他の金融機関等からの融資額が急増しています。下の図がその融資増加額の推移です。

 

2014年は第3四半期までは消費者金融・証券会社からの融資が減少して、2014年第4四半期から急激に増加し始めて2015年に突入しました。

 

ここまでをまとめると…家計負債全体のそれぞれの融資内容の割合をグラフにするとこのようになります。

住宅ローンは、家計負債全体の42%となります。その他金融機関等からの融資が27%あるのが気になるところですが、残念ながら保険代理店、年金基金、与信専門機関、公的金融機関、その他の金融仲介会社などがあり、すべてが利率20%超というわけではありませんw

次回は、預金取扱機関の内訳をご紹介します。

 

 


PAGE TOP