大宇造船海洋、売掛債権担保融資カードを切るか?

‘大宇造船4月危機説’にABSカードを切るか?…追加支援をめぐる議論も

 

来る4月に満期が到来する社債を返済する現金を求めることができず、’4月危機説’に包まれた大宇造船海洋を助けるため、債権団が売上債権流動化カードを検討している。しかし、このように発行された資産流動化証券(ABS)について産業銀行などが保証人になれば、再び大宇造船支援を論議が起きるものと予想される。

26日、大宇造船の債権団によると、大宇造船の主債権銀行であり大株主でもある産業銀行は大宇造船の売上債権を流動化する案を検討中だ。

大宇造船が建造された船舶を船主に引き渡し、受け取る残金を担保として、一種の資産流動化証券(ABS)を発行するということで、証券を発行して現金を確保して後で船主から受け取った残金を証券買収金融会社に償還する仕組みだ。すでに大宇造船はこの2015年6月に引き渡し時期が5ヵ月も残っているドリルシップ1隻についてこのような方式でスタンダードチャータード(SC)銀行と取引をして3億ドルの流動性を確保したことがある。

大宇造船は今年48隻の船舶を発注会社に引き渡す予定だ。そのうち60~70%が建造代金の大半を引渡し時点に受け取る’ヘビーテール’方式で契約されたという。予定通り引き渡すと、数兆ウォンの現金が流入するためにこれを担保に金融会社から融資を受けたいというのだ。

問題は、大宇造船が予定通り船舶を引き渡すことができるかだ。発注会社が引き渡しを拒否したり遅延すれば、引渡代金を受けるのも遅くなるためだ。実際、大宇造船は、アンゴラの国営石油会社ソナンゴルにドリルシップ2隻を引き渡すことができず、引渡代金1兆ウォンを受けれずにいるのが実情だ。

ヘビーテール方式で契約した船舶の大半がボーリング設備であることも問題だ。発注会社が引き渡しを嫌がるためだ。最近国際石油価格上昇の勢いが遅々と進まない状態で石油を汲み出す装備ではなく石油埋蔵の可能性を探索する装備であるボーリング設備は発注会社の立場でも悩みの種にならざるをえないのだ。

そのため、(産業銀行・輸出入銀行の)保証が行われなければ、大宇造船の売り上げ債権を担保にしたABSを買収する金融会社を見つけるのは容易ではないというのが造船業界の見方だ。しかし、産業銀行、輸出入銀行などの国策銀行がABSに対する保証人になれば、大宇造船に対して追加支援を行ったという批判は避けられない。イム・ジョンリョン金融委員長とイ・ドンゴル産業銀行会長など金融当局の首長は、大宇造船に対する追加支援はないという原則を何回も強調してきた。

 

毎日経済 2017.2.26
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=009&aid=0003895382


4月下旬に4000億ウォンの社債償還を迎える大宇造船海洋ですが、

  • 新たな社債を発行して社債を償還する案(ほぼ無理)
  • 社債を資本金に組み込んでしまう案(ありえる)

などが償還案として取り上げられていましたが、ついに、売掛債権を担保にした融資を受ける案も登場しました。

個人的にもこの方法はアリと思ったのですが、記事の通り、予定通り引き渡せるのかが一番の問題で、昨年も契約の取り消しや引き渡しの延期などがあり、順調に返済してもらえない可能性が他の業界以上にあるため、都市銀行は危険度が高く貸せないのではないでしょうか。

都市銀行がダメとなると国策銀行から担保融資を受けるしかなくなりますが、これも記事の通り、昨年に追加支援しないことを宣言してしまっている以上、簡単には支援するわけにはいきません。

国民から非難された場合、国策銀行側は、『売掛債権担保融資は担保をとっているから、追加支援とは違い問題ない!!』とかいい出して支援することも考えられますが…。現代商船の海運アライアンス加入問題も内容的に加入同然という意味不明の論理で切り抜けましたから十分ありえると思います。

 

イドンゴル
韓国産業銀行頭取イドンゴル氏
イムジョンリョン氏
イムジョンリョン金融委員長

 

とりあえず、歴代大宇造船社長と歴代産業銀行頭取が、自分の財産から補填しないとね。

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