韓国、2016年家計経済金融危機時レベルだった

2016年の家計経済、金融危機の時と同じくらい悪かった

月平均実質所得0.4%↓、勤労所得の増加幅減速の影響
消費支出も史上初の減少

 

昨年、家計経済が2009年の金融危機時の水準まで悪かったものと把握された。所得が減ったのはもとより、消費支出も史上初めてマイナスを記録した。長引く景気低迷、内外で増幅した不確実性が、昨年、世帯所得と消費、分配指標に直撃弾を飛ばしたのだ。

物価上昇率を勘案した家計所得、消費の推移は悪化した家計簿の現況をより明確に示している。

24日、統計庁が発表した「2016年4.4四半期および年間の家計動向」によると、昨年の年間世帯当たりの月平均所得(名目全国2人世帯以上)は439万9000ウォンで、前年より0.6%増えた。この増加率は統計を作成開始した2003年以降最も低い。1年前と比較しても1.0%ポイント減少した。

平均所得増減率推移
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物価上昇を反映した世帯あたり月平均実質所得は前年より0.4%減少した。世帯の実質所得が減ったのは、金融危機で家計経済が傾いていた2009年(-1.5%)以来7年ぶりに初めてだ。この数値は2015年0%台に落ちた後、昨年のマイナスに転じた。

世帯所得のうち最も比重の大きい労働所得の増加傾向が鈍化したのは、家計経済に悪影響を与えた。昨年は世帯あたり月平均労働所得は294万8000ウォンで、前年より1.0%増加したが、前年(1.6%)よりその幅が縮まった。同じ期間の月平均財産所得も16万1000ウォンに止まった。

これは前年より18.4%も減ったものだが、低金利などの影響を受けたものと見られる。移転所得は44万6000ウォンで、基礎年金導入の効果の減少などで増加幅が9.4%から2.1%へと減速した。

慶弔所得、退職手当など、一時的に発生する非経常所得は12万9000ウォンを記録、前年より14.5%減ったと集計された。

所得基盤が弱まった結果、可処分所得も大きく伸びなかった。昨年は世帯あたり月平均可処分所得は358万8000ウォンで、前年より0.7%増に止まった。この増加率は関連統計の作成が開始されて以来、最も低い数値を出した2009年のようだ。可処分所得は、所得から税金・年金・保険料など非消費支出を差し引いた残りで、衣食住生活のため一世帯が実際支出可能な金額だ。

昨年、家計消費支出は、所得不安にドナルド・トランプ米大統領当選、チェスンシル国政壟断のような不確実性まで重なり、史上初めて減少した。世帯当たり月平均消費支出は255万ウォンと1年前より0.5%減少し、2003年以来初めてマイナスを記録した。物価上昇効果を除去した実質月平均消費支出の減少幅は1.5%とさらに大きくなった。

昨年4.4四半期の世帯当たりの月平均所得は431万2000ウォンと1年前より0.2%増加した。これは2009年3.4四半期0.8%減となって以来、最も小さな増加幅で、4.4四半期だけを見れば、最も低いのだ。

4.4四半期の実質世帯所得は1.2%減少し、6年ぶりに再びマイナスへ転換した。月平均可処分所得は354万1000ウォンと1年前より0.4%増に止まった。

昨年、高所得層の所得は増えて、低所得層の所得は減り、対照を成した。所得下位20%の1分位世帯の月平均所得は144万7000ウォンで前年比5.6%減少した。一方、所得の上位20%の5分位世帯の月平均所得は834万8000ウォンと1年前より2.1%増えた。

 

financial news 2017.2.24
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=014&aid=0003781567


名目所得増加率について、他紙に掲載されていた資料を追加します。

所得増加率推移
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記事の通り、名目所得は2009年よりも悪いです。

所得増加率が悪化(実質所得はマイナス)し、消費は減少…。
当然、可処分所得は増えないし、金利は上がる可能性が高い。。。
住宅担保ローンをしている人たちは返済できるのかが気になります。

さらに最悪なことに、不動産市況はもしかしたら悪くなる可能性も…
都市銀行で住宅(マンション)購入のローンが組めないことが多く、第2金融圏でローンを組んだり、ローンが組めずに困り果てているというニュースが配信され始めています。

ただ、困っているのは所得の低い人ばかりで金持ちはそれほど困っているわけではないというのが最後のこの箇所

昨年、高所得層の所得は増えて、低所得層の所得は減り、対照を成した。所得下位20%の1分位世帯の月平均所得は144万7000ウォンで前年比5.6%減少した。一方、所得の上位20%の5分位世帯の月平均所得は834万8000ウォンと1年前より2.1%増えた。

こちらについて掘り下げた記事がありましたので、別途ご紹介します。


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