2016年12月末、韓国の家計借金『過去最高』1344兆ウォン

家計借金1344兆ウォン、また『過去最高』…1年間140兆ウォン以上増えた

 

家計の借金が1300兆ウォンを超え、史上最高記録をまた更新した。 昨年一年間だけでも、140兆ウォン以上増えるなど、増加スピードはさらに早くなった。特に銀行より金利が高い相互金融・セマウル金庫など第2金融圏からの家計貸し出しが大幅に増え、負債の質はさらに悪化した。政府は昨年だけで3回の家計負債対策を打ち出したが効果がほとんどなかったという評価が出ている。

韓国銀行が21日発表した2016年4四半期の家計信用の暫定値を見ると、昨年4四半期末基準の家計信用は1344兆3000億ウォンで、前四半期(1296兆6000億ウォン)より47兆7000億ウォン(3.7%)増加した。過去最大規模だ。1年前と比較すれば141兆2000億ウォン(11.7%)増えたもので、この増加幅も過去最大値である。

家計負債のうち、個人向け融資は1271兆6000億ウォンで、前四半期より42兆9000億ウォン(3.5%)増えた。信用販売は同じ期間4兆8000億ウォン(7.1%)増えた72兆7000億ウォンを記録した。

特に相互金融、セマウル金庫、貯蓄銀行などノンバンクの預金取り扱い機関の家計向け貸出の残高が3ヵ月の間で13兆5000億ウォン急増した。四半期の増加幅が過去最大となった。融資の審査強化で、銀行の敷居を越え難くなった家計が相対的に貸出金利が高い第2金融圏に追い込まれた’風船効果’だ。保険会社、カード会社などその他の金融機関の融資は15兆9000億ウォン(4.6%)が増え、前四半期(8兆7000億ウォン)より増加額が2倍ほど増えた。

一方、預金銀行の家計融資は、融資金利上昇、銀行のリスク管理強化などで住宅担保融資の増加規模が減り、増加幅が昨年3四半期17兆2000億ウォンから4四半期13兆5000億ウォンに減少した。

京郷新聞 2017.2.21
ttp://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=032&aid=0002766359


GM◯にWeb制御される前に、2016年年末の家計負債の試算をしたことがありまして、1353兆ウォン程度の家計負債になっているであろうとお伝えしたことがあるのですが、思ったよりちょっと少なく1344兆ウォンでした。

気になるのが記事にあるとおり、金利が高い方(第2金融圏)への借り入れが増加したことで、金利負担と元本負担があり、第2金融圏の金利は10%超えますから返済にかなり苦しむのではないかと思われることです。

 

家計負債が2016年の10月〜12月までの間に急増したのは、昨年11月に不動産購入と不動産購入のための融資に規制を設けることになっていたので、規制前の駆け込み需要があったためと思われます。第2金融圏からの融資が増えたのは、銀行で融資規制が入ったので借りれない人が第2金融圏に流れて行き、融資を受けたと思われます。

 

規制の効果が出ていないという評価が〜というところですが、実際に効果が出るとしても今年の6月以降になると思います。昨年までに行った規制はすべて「銀行圏」だけの規制のため、結果として、借り入れ需要が「第2金融圏」に流れているのですが、第2金融圏の規制が来月が第一弾、第二弾が6月に入るので、そのあと借り入れ需要がどうなるかがポイントだと思いますが、ヤミ金に人が流れていくような気がしてならないところではあります。

家計負債を減らす方法としては、負債の半分程度が不動産担保融資ですので、金融機関がリバースモーゲージローンを推進するなどしなければ、家計負債は減らないのではないでしょうか。

リバースモーゲージローン:wikipedia

ただ、不動産担保融資を受けている人が購入した物件に住むために不動産を購入したのか、投資物件として不動産を購入したのか判然としないものがあり、居住のために購入したのであれば、リバースモーゲージローンは有効だと思いますが、投資物件として購入した人が多いとなると…オワタ…

 

韓国のことなので思いも寄らないリバースモーゲージローンを悪用した詐欺が増えるでしょうねー。


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