墜落した内需市場、輸出で支えられた

業種別明暗で見た2016韓国経済
請託禁止法や消費不振などの悪材料重なり、飲食料品-繊維や衣服、直撃弾
半導体-鉄鋼輸出高で耐える

2016年の証券市場を牽引した銘柄は、サムスン電子を前面に出した半導体だった。韓国経済を支える電気電子会社をはじめ、鉄鋼など輸出関連業種の株価は強気を見せたが、サービス・飲料食料など内需関連業種は大幅に下落した。景気低迷の中で電子などの輸出業種に頼った韓国経済の憂鬱な側面をそのまま見せてくれた。

 

○半導体高…輸出業種’一時’

12月30日、韓国取引所が業種別の代表種目指数の今年(2016年)の変動率を分析した結果、半導体関連業種の株価が34.66%上昇したことが分かった。今年(2016年)のコスピ上昇率(3.32%)を大きく上回り、最も目立つ上昇の勢いを見せたのだ。代表銘柄であるサムスン電子が史上最高値を更新するなど、今年だけで43.0%上昇した影響が大きかった。世界的に’スマートカー”人工知能(AI)’など新技術開発で高性能メモリー半導体の需要が増えた。そのため、半導体業界が超長期好況である’スーパーサイクル(Super Cycle)’に本格的に進入するだろうという期待感に株価が強気を見せた。

KB金融(29.11%)、新韓金融持株(14.41%)など国内主要銀行の株価も強気を見せた。低金利による純利子マージン(NIM)が悪化したものの、融資が大幅に増え、実績が改善するものと予想されたためだ。

ポスコ(54.65%)を筆頭にした鉄鋼会社は、中国発の供給の縮小と新興国の経済回復の’薫風’に支えられ善戦した。昨年(2015年)の下げ幅(16.02%)が大きかっただけに、反発も強く出たものと解釈される。

 

○内需低迷、構造調整で食品・飲料や造船、海運’憂鬱’

今年(2016年)、飲食料品業種(△27.82%)、繊維衣服(△22.84%)、サービス(△11.90%)、流通業(△11.30%)など内需関連業種の株価が二桁以上下げ幅を記録した。景気の低迷や消費低迷、不正の請託と金品などの授受の禁止に関する法律(請託禁止法)などの悪材料が重なり、直撃を受けたものとみられる。

今年(2016年)の自動車や造船、海運など’重厚長大’業種は、最悪の一年を過ごした。特に、大宇造船海洋、韓進海運の問題を筆頭に、造船業と海運業の代表企業は生存の岐路に立った。国内海運業1位だった韓進海運は、法定管理に続き、清算の道を踏んでいる。株価も有価証券市場上場銘柄のうち最大の89.9%下落した。生き残った現代商船の未来もまだ不透明だ。韓進海運の中核資産がSMグループや外国会社に渡っており、業況も十分に回復されていないからだ。

造船業「ビッグ3」(現代重工業、サムスン重工業、大宇造船海洋)は今年(2016年)初めの目標だった受注目標値(419億ドル)の21.9%(91億7000万ドル)しか達成できないなど、激しい’受注絶壁’に悩まされた。この三社は、年初に立てた受注目標値を半分以下に下方修正しなければならなかった。大宇造船海洋は、政府の支援で最悪の状況は避けたが、過去の名誉を回復するにかなり時間がかかるものとみられる。

自動車は完成車5社の中で現代・起亜自動車を除いていい一年を送った。現代自動車は労組の長期ストや台風、地震など自然災害などで困難を経験した。

 

東亜日報 2016.12.31 ttp://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=020&aid=0003031414


2016年年末の時価総額上位30社をご紹介いたします。上位が財閥だらけで面白みが全くありません。

2017年年末にどのような順位になっているかご紹介できれば幸いです。

No 会社名 時価総額(億ウォン) 2016年末終値
1 サムスン電子 2,535,042 1,802,000
2 SKハイニックス 325,417 44,700
3 現代自動車 321,604 146,000
4 韓国電力公社 282,785 44,050
5 現代モービス 256,988 264,000
6 NAVER 255,461 775,000
7 サムスン物産 238,061 125,500
8 サムスン生命 225,000 112,500
9 POSCO 224,506 257,500
10 新韓金融 214,575 45,250
11 アモーレパシフィック 187,944 321,500
12 SKテレコム 180,870 224,000
13 KB金融 178,952 42,800
14 LG化学 172,968 261,000
15 SK 161,477 229,500
16 起亜自動車 159,105 39,250
17 KT&G 138,665 101,000
18 SKイノベーション 135,462 146,500
19 LG生活健康 133,848 857,000
20 サムスン火災 127,201 268,500
21 ロッテケミカル 126,476 369,000
22 LGディスプレー 112,533 31,450
23 現代重工業 110,580 145,500
24 アモーレG 109,669 133,000
25 サムスンSDS 107,942 139,500
26 LG 103,534 60,000
27 サムスンバイオロジックス 99,909 151,000
28 S-Oil 95,358 84,700
29 ハナ金融ホールディングス 92,501 31,250
30 高麗亜鉛 89,632 475,000

請託禁止法:詳しくは、東洋経済の記事をごらんください。