製油に続き、化学も大ヒット”BIG3営業益初の5兆”

石油イメージ

LG化学・ロッテケミカル・ハンファケミカル、今年の営業益5兆以上達成目前
2011年最高の業績を超えるか?
中国の化学会社競争力失い反射利益得る
エチレン品目の目玉…原油安で国内化学会社マージン増加

 

製油業界に次ぎ、化学業界も今年史上最大の利益を目前に控えている。BIG3、LG化学ㆍロッテケミカルㆍハンファケミカルの年間営業利益合計が初めて5兆ウォンを突破する見通しだ。中国の化学会社が価格競争力を失って力を弱めているうえ、化学製品別に需要が増えてマージンが大幅に拡大した。

 

化学
注意:表の一番右側は、ハンファケミカルではなく、「合計」が正しいです。

 

27日、石油化学業界と証券業界によると、第4四半期の営業利益は、ロッテケミカル6000億ウォン、LG化学4900億ウォン、ハンファケミカル2100億ウォンと1兆ウォン以上になるものと予想される。3社の第1〜第3四半期まで営業利益は合計3兆9829億ウォンだった。化学業界の関係者は「’今まで経験したことがないほど良い1年’なので、これまで会社総合最高記録だった2011年の営業利益(4兆6554億ウォン)を超えることが確実となった」と話した。

 

中国の化学会社の’石炭の春の端境期’で国内化学会社が反射利益の効果を享受した。中国は石炭を原料にした石炭分解方式(CTO)から石油化学製品の基本材料であるエチレンを生産する。だが、中国が環境汚染問題で石炭生産量を減らすと、石炭価格が急騰し、中国エチレン生産にも支障が生じた。エタンガスを原料にエチレンを生産する米国化学会社も原材料が高騰すると、増設計画をキャンセルした。

 

世界的にエチレンの供給が不足すると、価格が高騰した。エチレンにするPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)など、下位製品群の価格も一緒に上がった。国内化学会社は石油を基盤にエチレンを生産できる上、原油価格の下落まで好材料として作用し、マージンが大幅に増えた。12月現在、国際原油価格はバレル当たり50ドルに安着したが、11月末、石油輸出国機構(OPEC)の原油減産合意の前まで40ドル台だった。

 

ロッテケミカルとLG化学は、増設計画も発表した。ロッテケミカルは麗水エチレン工場の生産量を2018年までに100万tから120万tに増やす。 LG化学も2019年まで大山工場にエチレン23万tを増設することにした。ハンファケミカルは中国寧波法人で作るプラスチック原料であるPVC(ポリ塩化ビニル)1日生産量を現在1100tから来年1200tまで拡大する。PVCも、中国は石炭で作る製品で、供給に支障が起こり、価格が値上がりしている。

 

国内化学業界の1、2位が変わるという観測も出ている。第3四半期まで営業利益を見れば、ロッテケミカル(1兆8107億ウォン)が’不動の1位’だったLG化学(1兆5311億ウォン)をリードした。LG化学は、電池部門の実績不振が悪影響を与えた反面、ロッテケミカルは、石油製品にのみ集中した影響だ。原油価格の下落期間には汎用製品を主に生産するロッテケミカルが高付加製品の比重が大きなLG化学よりも有利だという診断もある。

 

国内化学好況は少なくとも、来年まで続く可能性が高いというのが業界意見だ。化学業界の関係者は「中国の石炭生産制限政策で、来年にも石炭価格は高値での取引が継続すると思われ、中国とインドの増設が計画通りになっても、エチレンの供給不足現象を解決するには不足してしばらく好況を持続する」と見通した。

 

アジア経済 2016.12.27 ttp://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=277&aid=0003900730


韓国の製油業界が好調なのは、先日、当サイトでもご紹介いたしました。

製油業界営業利益史上最高7兆へ’青信号’

化学業界も営業利益が過去最高になったというのが今回のニュースになります。しばらく好調が続くようで何よりです。

ところで、記事の中のLG化学の電池事業の不振というところが気になっています。スマホの電池だけでなくいろんな電池の販売をしているはずなのですが、不振と言われるほど売れなかったのかというところが気になります。