韓国、輸出前年同月比-3.2%減(対中国11.3%減)

対中輸出また、二桁の下落…16ヵ月連続後退

月輸出連続減少、歴代最長…半導体・無線通信機器不振影響大
中間材の自給率を高め、国内大手企業生産拠点ベトナム移転のため
韓国の対中国輸出がまた二桁台下落した。

 

対中輸出は16カ月連続下落し、歴代最長の減少の記録を更新した。なお、今年6月-10.3%以来4ヵ月ぶり、今年に入って6番回の二桁減少を記録した。

 

19日、韓国貿易協会によると、先月10月、韓国の対中輸出額は110億7926万ドル(約13兆900億ウォン)で、昨年同期より11.3%減少した。

これによって対中輸出は昨年7月-6.5%以降16ヵ月連続でマイナスが続いている。今年6月の従来の歴代最長の11ヵ月連続減少記録(2008年10月~2009年8月)を塗り替えた後、記録更新を重ねている。

今年1月-21.5%まで落ちた対中輸出は7月-9.3%、8月-5.3%に回復するような姿を見せた。しかし、自動車のストとGalaxy Note7販売中止問題などが重なり、9月-9.0%、10月-11.3%に悪化した。

10月までの今年の全体対中輸出減少率も-12.0%に大幅に悪化した。国際通貨基金(IMF)、通貨危機に見舞われた1998年-12.0%以来最も大幅に下がっている。

対中輸出不振は韓国のまた他の主要輸出国である米国、日本、ベトナムなどと比較すれば、さらに目立っている。

10月の対米輸出減少率は-10.3%で、中国と同様に低迷しているが、今年2月(4.0%)と5月(0.8%)にはプラスを記録したことがある。今年全体対米輸出減少率は-5.9%に対中輸出の減少幅の半分水準だ。

日本は状況がもっとましだ。10月の輸出減少幅は-1.5%で、今年8月と9月には前年同期比それぞれ7.5%、6.5%増加するなど、低迷から脱する姿だ。

 


主要国輸出額推移(韓国の輸出相手国1位中国、2位アメリカ、3位香港、4位ベトナム、5位日本)
韓国の3大輸出国として浮上したベトナムは10月の輸出が前年より19.9%増えた。3ヵ月連続二桁の増加率を記録しており、今年の輸出増加率は13.0%だ。

10月の対中輸出を品目別(以下MTI 3単位基準)に見ると、半導体、薄型ディスプレー・センサー、無線通信機器など主力輸出商品の不振がひどかった。

輸出1位半導体は22億2千766万ドルを輸出したが、前年より13.9%が減少した。 2位フラットディスプレー・センサーの輸出額は17億1千494万ドルで前年より12.2%減少した。

3位の無線通信機器の輸出は、Galaxy Note7販売中止問題などの直撃を受けながら前年より42.3%も暴落した。輸出額の規模は7億123万ドルと集計された。

このように、韓国の対中輸出が苦戦しているのは何よりも中国が鉄鋼、石油化学など基礎産業はもちろん、先端産業まで中間材の調達で自給率を高めているためと解釈される。

サムスン電子、LG電子など韓国のグローバル企業も賃金上昇などで中国の生産拠点をベトナムへ移している、中国向け輸出の減少傾向が日増しに激しくなっている。

ムンビョンキ国際貿易研究院の動向分析室首席研究員は「現在の主力産業と製品をアップグレードできるように製造業のスマート化?を追求し、消費財の輸出拡大を通じて輸出競争力を強化しなければならない」と助言した。

 

翻訳元記事:聯合ニュース(韓国語)

 

製造業のスマート化?とは何を言うのかイマイチ不明なのですが、そのままにしておきました。


中国への輸出が減少したとありますが、対中国に関して言うと、以前の数字がよすぎたから前年同月比の数字が悪く見えるというのもあります。韓国の輸出全体を見ると2015年年始から減少傾向が始まっており、最悪の状況は脱したかに見えますが、依然として増加傾向には転じていないのも事実です。

参考料として、月次輸出額推移と前年同月比較推移を掲載します。